爆笑ロボコン日記2000-神戸高専

ミレニアムメッセージ

造形物(目標)300連発打ち出しマシーン「とうじろう」
神戸高専Aチーム リーダー:児山裕史

どのあたりが爆笑かは神戸高専関係者なら分かるはず。背景色がモスグリーンであることに注目。

注:必ず一番下まで読みましょう



7/1
造形物Aの試作を製作。プラバンを円状に切って、「2000」の旗がついた10cmの棒を立てただけ。何て簡単。
10個くらい作って、重ねた収納状態を見てみた。これなら、目標300連発くらいいけるかも。

7/8 マシン本体のやぐらを製作。今回のマシーンははっきり言って造形物と打ち出し部分のみなので、 重さはあまり気にしなくて良い。頑丈に作った。造形物をより多く搭載するため、大きさは制限いっぱい。
7/15 造形物Bを製作。置いたらメッセージを書いた旗が出てくるだけ。これも10個ほど作って重ねて収納できるようにした。
7/19 打ち出し部分の構造が決定。設計する。やはり・・というか、りべんじろうの面影が残っている。 やっぱり鳩の羽をつけることに。
7/22 造形物を大量生産。全員総出で3日かけてタイプAを220個、タイプBを80個、合計300個作った。 本番では全て打ち出すぞ!! 欲が出て、500連発にしようかと思ってしまった。 中口が「造成物プロペラ部」を考案。2、3個試してみた。採用。 全てにつけることに。300個も!!めちゃくちゃめんどうやん!!
7/25 マシンに足まわり・・・といっても吸盤・・・をつけた。なんせ、動かないんだから。スタート地点に吸盤で貼り付いて、 そこから造形物を打ち出す。ロボコン史上最も横着なマシンではないだろうか。あのガガーリンでさえ、 キャタピラがついていたのに。双頭龍の電磁ブレーキシステムを採用。(思いっきり矛盾)
7/28 造形物を打ち出し部分にまで送る機構を考えた。んで、設計。 長谷川が進めていた『ポケット部』がver.4.56j改(IC搭載)となって完成。 言っておくが「ver.4.56j」ってあたり「日本語版」なのである。
7/31 打ち出し部を2門にすることに。「りべんじろう型」と「夢橋龍型」の二つ。 やっぱり500連発行けるわ。うん、そうしよう。 そして、残り5秒になったら、最終隠し兵器「ちゃれんじろう型」の打ち出し機で 残りの造形物を全て宙に放り上げるのだ!!
8/2 今年のマシンカラーは「モスブルー」に決定!コーナンに見に行こう。 長谷川の「ポケット部」とは一体どこなのかまだ判明しない。 打ち出し部2門を制作中。
8/4 長谷川のポケット部がどこの部分なのか判明。そのまんま「ポケット」の役割をする。 イメージは某猫型ロボット。日本語版なので、エラーは日本語で教えてくれる。 ちなみに秘密道具はでてこない。 「りべんじろう型打ち出し機」が完成。鳩の羽がついた造形物を飛ばしてみた。 やはり、羽がついていると軌道が安定する。見事な放物線を描いて飛んでいく。 飛距離もPPのための必要最低距離9メートルをクリア。中口のプロペラ部が非常に効いている。 連射したときの美しさは、後で拾う苦労を吹き飛ばしてくれる・・・こともない。 拾うのしんどい! 次は「夢橋龍型打ち出し機」が完成するだろう。
8/7 なんと。 今回のマシンのコントローラのボタンは たった一個でいい ということに気づいた。造形物は自動補給。ということは、打ち出し部のスイッチを入れるだけでいいのだ。 ダイナマイトの着火スイッチのようなデザインが非常に合うと思われる。 あ、でも、最終兵器「ちゃれんじろう型」打ち出し機のスイッチはどうしよう・・・。 『ポケット部LE-J』発表。 仕様 『ポケット部ver.4.0j』の機能限定バージョン。使える道具の数が制限されている。 道具の新規登録も不可。フリーポケット。 『ポケット部ver.5.0j』発表。 仕様 『ポケット部ver.4.5j』から、あらゆる意味で進化したポケット。 使える道具の数が1.5倍になったにも関わらず、動作が軽くなった。 道具の新規登録が、ドラッグ&ドロップにて可能になった。 道具のカスタマイズ機能にさらなる幅が出た。シェアポケット。 シェアポケットなので、金を払います。
8/18 今日から作業再開。 ルールの細かい点だが、「マシンのメインの移動用に、バネなどのエネルギーをためるのはダメ」 らしいが、その他は良い。らしいので(みんな知ってるって) ちゃれんじろう式の打ち出し部のエネルギーは最初からためていて良い!のだ! 開始と同時に300個全部ちゃれんじろう式打ち出し機で放り投げれば、 3秒でPPを決めるのも不可能ではない!!(爆) そんなことに今更気づいた・・・。
8/21 「夢橋龍型打ち出し機」もほとんど完成し、テスト飛ばしをしてみた。 うーん、やはり造形物の形状に工夫が必要だ。ローラー打ち出しには、やはりある程度の流線型が 望ましいだろう。飛距離は「りべんじろう式」の方が上だ。 最終兵器「ちゃれんじろう型」も完成間近。 そろそろ電気系統をやろうかと思う。っていっても簡単すぎるけど。
8/25 最終隠し兵器「ちゃれんじろう型」打ち出し機を半即興で作り上げた。 強度がヤバイぞ!あれってマシンに相当な力(負荷)が掛かる。ま、一応実験。 造形物を10個ほど一気に放り上げてみた。桜のように華麗(?)に散ってゆく。 しかし、飛距離が足りんぞ!やっぱり、ある程度前進することにしようかな・・・。
9/12 一応全体的には組上がった。そろそろ試験走行&改良を始めよう。 走行って言っても、走んないしなぁ。…と言いたいところなのだが、どうやら足まわりは 付けることになりそう。スタート地点からスポットまではやっぱり遠すぎる。 あ、なんか現実的になっちゃった。(笑)
9/28 えっと・・・そうだ。名前が「とうじろう」に変わった。ロボットの動きからしても、「りべんじろうとかぶってる!」 って言われそう・・・。しかし、「とう」と「じろう」でブッツリ切れてしまうあたり、今までの「じろう」とは違うのだ! それはいいとして、マシンの製作状況は改良、穴潰し。それと並行して、足まわりを作りつつある。 でもって、アクチュエータが増えたから、コントローラの方も設計変更。ちゃんと完成しそうだけど、 結構行き当たりばったりかな・・・。 モスブルーのカラーリングもしなくちゃね。
10/8 足まわりが付き、完成まで後少し。やっぱり、組み立ててみて初めて分かる問題が多い。 何せ打ち出し部分が多いからかな。ま、テストランも交えながらの改良も同時進行。 更にはデコレーションも始めている。
10/15 ついに完成。一連の動作を通して出来るようになった。 しかし、まだまだ穴だらけ。造形物の補給部分がつまる。打ち出しまでに引っかかる。 打ち出しの方向が安定しない。ケーブルが断線する。そして、何と言っても スポットに乗らない。ここは練習あるのみ。
10/22 金曜夜の徹夜で、全ての穴はふさがれた。 来週からは操縦練習あるのみ!そして、ピット練習も。 しかし、テストラン後の再スタートに至るまでの時間が長い。 散乱した造形物を拾い集めてセットし直すのが大変。10数人がかりで集める。
11/3 大会が終わって1週間。やっと落ち着いた。 結果は技術賞受賞(核爆)で全国出場はならなかったけど、まぁこれも連発マシンの宿命かな。 テストランではかなり関係者を泣かせた。(-_☆) 今年もとても楽しいロボコンが出来たと思う。飛び舞う造形物のように華々しく散れたロボコンだった。 関東にも「は?○肉ソーセージ」という似たようなマシンがあるようなので、国技館で共演してみたかったものだ。
最後に 長々と続いた爆笑ロボコン日記もこれで終わりです。 こんな物を書くきっかけを作ってくださった神戸高専Aチームの皆さん、ありがとうございます。 そして、更に続ける気にさせてくださった熊本電波高専のogさんにも感謝いたします。 そしてそして、最後まで読んでくださったそこの貴方、本当にありがとうございました。そしてご苦労様です。 この日記の締めくくりとして、是非NHKで放送される近畿大会をご覧ください。 そして、とうじろうの真の姿をとくとご覧あれ。 来年もやるのでしょうかね?この日記

この物語はフィクションです。ご注意ください。楽しんでいただけましたでしょうか?

こうして爆笑ロボコン日記は生まれた

Robocon 2000において数々のロボコニスト達を騙しまくった極悪「爆笑ロボコン日記」。
それは「とうじろう」チーム内でのこんな一言から始まった。
「造形物300連発マシーン」
たったこれだけの言葉で!その後異常な盛り上がりを見せたため、リーダーが更にウケを狙うために
自分のホームページ内で「爆笑ロボコン日記」を開始。文字通り神戸ロボ研メンバー達を爆笑の渦に巻き込んだ。
しかし、それと同時に、全国のロボコニスト達もその日記に目を通していたのだ。
作った本人は、まさかそんなに多くの人が見ているとは思いもよらず、堂々と公開していたのだが、
それを読んだロボコニストの方々からの反応を知ってびっくり。このまま騙し続けてはロボコン史上最悪の
極悪人になってしまうので、日記の一番下に注釈を入れた次第。
だが、それ以後もこれを初めて読んだ人達は、一番下まで読むまで騙され続けていたのである。
NHKの人をも騙してしまったという。しかし、真実を知った人達は皆「やられた」と笑ってくれた。
対戦相手をうかがい、ピリピリする製作の日々。こんな息抜きがあっても良いかなと思いつつ、
結局最後まで続けてしまったわけで。実はこの日記が理想の製作日程だったりします。
来年もやっちゃうかも。